自己資本比率はどのくらいが適当か

ちょっといいか?

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ボス

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ゴン

はい なんでしょう

うちの会社の自己資本比率はどのくらいが適当なんだろうか
最近仲間内でそんな話が出てな
どのくらいが適当なのか
あらためて考えてみたらよくわからなくてな

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ボス

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ゴン

自己資本比率ですか
時代や業種で結構違いますよね
経済産業省が統計を取っていますが
ご覧になりましたか?

うむ さらっと見たぞ
大企業で製造業は40%
卸や小売りは20%台だったな
中小企業はここから数%~十数%落ちるようだ

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ボス

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ゴン

そうですね
これを見る限り
これより少し高い方が良いと思います
自己資本が半分あればまず問題ないでしょう

そうか
意外と低いものだな
我が国企業の自己資本比率は

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ボス

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ゴン

確かにそうですね
現在の日本企業の多くはこの数字なのですから
全体的には自己資本が低いといえます

たまに無借金経営をうたっている会社もあるが

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ボス

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ゴン

無借金だと資本コストが高くなります
一概にいいとはいえません

資本コストの問題か
一般的には株式の配当の方が金利より高いからな
しかし中小企業にはあまり関係なさそうだが

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ボス

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ゴン

返済リスクがありますから
それを嫌う方もいます
それに借入は徐々に返済で目減りしますから

資金に余裕があれば融資を受ける必要もないか

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ボス

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ゴン

とはいえどちらもバランス良く持っていた方が良いです
利益が出なければ株主からクレームが出ないとも限りません
かといって融資に頼りきりだとそこがリスクになりますね
そうするとプレミアムをつけられて
うまみが少なくなります

どちらに寄っても良くないか・・・

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ボス

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ゴン

はい なので
平均より多少高めの自己資本比率が
無難な線でしょう

そうだな
とりあえずうちは自己資本比率が
50%を割らないようにしよう
ここが適当なラインだろう

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ボス

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ゴン

いい線だと思います

今は比較的借りやすい状況だからな
気をつけないといかん
つい借りすぎてしまいそうだ

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ボス

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ゴン

利益が出そうな事業には資金を投入したいですが
借りすぎは良くないです
資本政策はしっかり作って臨みましょう

しかし我が国の企業は昔からこうなのか?
こうやってあらためて見ると結構怖いのだが

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ボス

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ゴン

それがどうも戦前は60~70%くらいあったみたいですね
これは財閥系でもそれ以外でもそのくらいだそうです
基本的に直接金融だったようですね

そうなのか
それは意外だな
日本企業が株式市場で主に資金調達しているとは知らなかった

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ボス

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ゴン

私も意外でした
明治以降だとむしろ戦後が特殊だったようですね

ということは
経営者も利益に敏感だったと

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ボス

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ゴン

そうですね
株主の要求がありますからかなり敏感だったと思います
直接金融が強かったのは一部の金持ちがいたり
融資の方の機能が弱かったりしたのかもしれませんけどね

それが何故こんな風になってしまったのかな
やはり敗戦で財閥解体があったせいかな

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ボス

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ゴン

そうですね
それと金融市場も今のような
メインバンク制に移行したからでしょう

持ち合いもか?

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ボス

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ゴン

はい
そうしないとお金が回らなかったので
このシステムになったようです
それが非常にうまく機能したということですね

戦後一から立て直すには有効な手法だったのだろうな
株主の配当要求は成長の妨げになるという一面もあるからな

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ボス

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ゴン

昭和の終わりまではそうですね
しかし現場の力は上がったものの
経営力は上がりませんでした

メインバンク制は利益にそれほどうるさくないからな
融資で利益は捻出できそうだ
そうしたら経営も放漫になりがちだな

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ボス

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ゴン

現在そこがネックになっているのでしょう
経営力のアップは日本企業の最大の課題だと思います

経営力アップとともに
昔のような自己資本比率になるのだろうか

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ボス

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ゴン

可能性はありますが
急激には変化しないでしょう
でもいずれはそうなるかもしれませんね

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